新たな動き
長年にわたり貴志川町長として、また紀の川市長としてご尽力された中村愼司氏が逝去されました。地域の発展に尽くされたご生涯に深く敬意を表し、謹んで哀悼の意を表します。
●コロナ感染拡大
年明けからオミクロン株の感染拡大が続き、和歌山県でも「まん延防止等重点措置」が適用されました。感染力の強さが指摘される一方で、重症化しにくいとの指摘もありますが、まずは各人が「3密を避け」「マスクを着用し」「手指消毒を徹底する」という感染防止対策を講じることが最も重要です。そして、政府与党としてもワクチン接種と治療薬の服用を進めるとともに、さらなる知見に基づく適切な対応策を講じていきます。
●ENEOS撤退
1月24日にENEOSの副社長から、有田市の和歌山製油所を令和5年10月を目途に停止し、その後1~2年かけて無害化工事を行うとの報告を受けました。まさに青天の霹靂で、突然の対応に激しく抗議し再考を促すとともに、従業員や下請けをはじめ地域に与える影響について考慮すべきと申し入れました。今後、県選出国会議員とともに県や有田市と連携しながら国も巻き込んで、会社側と対峙していきたいと考えています。
●令和4年度予算案
1月17日から通常国会が始まりました。6月15日までの150日間、開かれます。
まずは、令和4年度予算案の成立が最優先課題です。その予算案は、次の5つの柱から成っています。
(1)感染対策・経済対策・生活支援対策などのコロナ対策。
(2)従来に引き続く防災・減災・国土強靭化対策。
(3)昨今、諸外国に比して日本の科学技術開発力の低下が指摘されていることを踏まえ、科学技術立国を目指す研究開発の推進。
(4)デジタル技術により東京でも地方でも、遜色なく仕事が行え教育・医療などのサービスも受けられる環境を整え、地方創生の実現を図るデジタル田園都市国家構想。
(5)コロナ禍で顕在化したマスクや半導体の不足など、グローバル時代における供給体制の課題を踏まえ、サイバーセキュリティー対策なども含めた国家としての経済安全保障。
その他、社会保障分野はもちろん、産業分野や国土交通分野など幅広く予算化されています。
●岸田派、入会
さて、1月11日に総理官邸で岸田総理にお目にかかり、先般来勧誘を頂いていた岸田派(宏池会)に入らせていただく返事をいたしました。
野党時代より、国民から批判の多い派閥政治に一定の距離を置く意味で、無派閥での活動を続けてきました。無派閥であることに特段の支障はなく、また無派閥を評価くださる声もあったことに心より感謝しております。
そのような中、先般の自民党総裁選挙で岸田氏の推薦人となり、その際大変革期にあたって日本を革新しなければならないとして、10項目の提言をさせていただいたこともあり、入会によって総理の身近で意見具申できることは大きなチャンスであり、和歌山のためにも一層尽力できる機会ではないかと思うに至りました。
今後は、岸田総理総裁を今まで以上にしっかり支え、安定した政治のもとで将来の明るい日本を築いていくとともに、和歌山の発展のために一層頑張ってまいります。
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