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関空・羽田シャトル便減便について (2003年3月18日配信)

■■■  関空・羽田シャトル便減便について  ■■■

2月21日(金)、いつものように15:50羽田発で和歌山に帰る予定で、ぎりぎりまで議員会館で接客していたところ、最後の方が「実は、朝関空で4、5月分時刻表を見たら関空がまた不便になりますね。」とのこと。

詳しく見せていただくと、何と関空発羽田行が朝7:50のあと15:00発まで全くなし。現在はこの間に3便あるのに、それが1便もなくなるのです。全くびっくりしました。

早速、その場で国土交通省航空局に電話。在席していた航空局次長に事情を聞いたところ、届出制で事前調整をしないとのこと。しかしこれでは国際拠点空港の体をなさないし、利用者の利便性を考えても公共交通機関の責務を果たしていない旨強く主張し、善処方を申し入れた。

さらに、出発の時間が差し迫っていたが、運輸関係のことなので議員会館の一階下におられる二階先生に連絡をとり部屋を訪ね、相談。二階先生からも既に国交省、航空会社に強く申し入れたとのこと。その上で、与党関西国際空港推進議員連盟の開催を呼びかけることとなり、先生より議連会長、事務局長に依頼をしていただいた。その足で久保事務局長の部屋を訪ね、詳細説明。ここまで済ませ急ぎ車で羽田へ。なお車中では垣平県企画部長に連絡をとり段取りを説明。

17時すぎ関空に着いたところで、議連が3月5日に開催される旨連絡が入ったので、車中から県に連絡、さらに予算委員会分科会で質問できる可能性あり、月曜日に調整したい旨伝える。

2月24日(月)、木村知事と面談。さらに垣平部長と協議。2月25日(火)、議員会館で航空局より事情聴取、意見交換。航空局としても甚だバランスを欠いたダイヤ編成であるとの見解。2月27日(木)9時より予算委員会第八分科会において質問。
その論点は、
● 国交省としてこのダイヤ変更をどうとらえ、どう対応するつもりか。
● 扇大臣の伊丹についての発言が影響しているのか。
● 利用客の利便性を無視した航空二社による顧客囲い込みではないのか。
● 公共交通機関の責務から考えて、事前調整が必要ではないか。
● 国際拠点空港としての関西空港の位置づけを、航空当局がもっと明確に打ち出すべきだと思うがどうか。
● 関西空港のアクセス費用の低廉化などを二期工事が完成するまでに対応すべきと思うがどうか。等々の質問をしました。

これに対し、国交省からは、甚だバランスを欠いたダイヤ編成である。改善方を強く要請している。会社の自由に任せて今回のような事態が二度と起こらないよう検討したい。費用の低廉化等について十分認識しており検討したい等々の答弁がありました。

3月5日(木)、与党関空推進議員連盟役員会が開催され、出席者は、国会議員、国交省、航空二社、そして関経連会長、中山和歌山県副知事、大阪副知事、関空会社社長で説明のあと議論がかわされ、結果として6月のダイヤ編成を目途に出来るだけ早く改善をしたい。今後事前調整を行い、二度とこのようなことのないようにしたい等の結論を得た。

いづれにしても、皆様にしばらくご不便をおかけすることになりますが、ご了承いただきたいと思います。また、関空が皆様のご協力もいただいて国際拠点空港にふさわしい空港となるよう今後も国会議員として頑張ります。

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