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石田真敏メールマガジン第1号 (2002年10月25日配信)

大変な波乱の中で、十月十八日第155回臨時国会が開会しました。前国会から継続の有事法制法案や個人情報保護案についても緊急を要する法案ですが、十二月十三日までの54日間の日程、しかも休日や行事日程を除いた実質三十日余りの審議日程では、これらを成立させることには無理があるようです。

さらに今国会では、経済問題や北朝鮮問題など難問が山積みしているところです。

まず、経済問題ですが現下の緊急の課題はデフレがより一層不良債権を生み、不良債権化がより一層デフレを生むという悪循環を断ち切ることです。
ここでの考え方としては、不良債権処理優先とデフレ対策優先とに分かれると ころですが、小泉内閣としては、不良債権処理優先策を取ろうとしています。ただ問題はこの策を取った時の悪影響を出来るだけ少なくすることで、そのためにカンカンガクガクの議論が行われています。大勢はパッケージ論です。すなわち不良債権処理を遂行する際、同時に公的資本、補正予算、税制、雇用対策、規制緩和、中小企業対策等々あらゆる対策を同時に一括実施し、悪影響を少しでも緩 和しようというものです。
私も自民党での会合に参加していますが、根本のところは、非常に専門的な分 野になるので掌握しにくいのが現実です。しかしデフレと不良債権化の悪循環を一刻も早く断ち切り、その悪影響を少なくするためにパッケージでの対策が必要 であると考えます。

次に北朝鮮問題ですが、小泉訪朝以来大きな変化となりました。まさしく小泉 訪朝あればこその変化であると思います。また国交正常化交渉の中で、拉致問題や核問題など様々な事柄について協議してゆくという小泉内閣の方針を支持して います。やはり北東アジアの平和と安全のためには、毅然とした態度で北朝鮮と絶えず交渉して、問題の解決をはかってゆくことが大事だと思います。

それにつけても、小泉訪朝に際して、特に拉致問題についてのマスコミの対応 に比して、日本国民の皆さんが拉致問題の徹底解明と同時に、交渉の開始を支持された非常に冷静な対応に感動いたしました。
最後に難問山積みの日々ですが懸命の努力を積み重ねて参りますので、今後とも 何卒よろしく御願い申し上げます。

石田真敏メールマガジンにご登録下さり、大変ありがとうございます。 石田真敏メールマガジンの第一号をお届け致します。既に登録された方々にはずいぶんとお待たせを致しました。国会で議論される様々な法案や議題等広く皆様 に御紹介できる内容にするつもりです。こんな話が聞きたいなどリクエストがありましたら、ご連絡頂けますと幸いです。

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