自民党総裁選にあたって(2012年9月11日配信)

■■■    自民党総裁選にあたって    ■■■

●今回の総裁選が持つ意味
 このたびの総裁選は従来と大きく異なり、国民の支持を得て「政権奪還」を果たさねばならない、極めて重要な選挙です。
 そして、国民の支持を得るには日本の直面する課題、すなわち財政・経済問題、外交・防衛問題、社会保障問題等に、自民党としてどう対応するのかを明確にすることが必要なのは当然です。
 しかし一方で、今回の総裁選ではその前に、政権交代はなぜ起きたのか、さらに、この3年間そのことに自民党はどう対応したのかの、反省から出発しなければならないと思います。
 なぜならば、民主党の失政と支持率の低下にもかかわらず、自民党は十分な国民的支持を得られていません。その理由こそ、「自民党は何も変わっていない」の声に代表される、国民の批判だからです。

●自民党が抱える課題
 まず、「なぜ、政権交代が起きたのか」です。
 第一には、従来の自民党政治に対する批判です。もちろんマスコミのミスリードがありましたし、一方で素晴らしい点も多く指摘されますが、派閥政治、利権政治、官僚主導政治、消費者目線の欠如などの批判がなされました。
 第二には、時代が大変革期で止むを得ない面もありますが、失われた20年と指摘されるように、景気低迷、先行き不透明感、巨額の公債残高、将来への生活不安など国民の批判を受ける事態を招きながら、自民党としてビジョンを示すことができませんでした。
 これらを要因として、政権交代が起きたのです。
 次に、「この3年間の自民党はどうであったのか」です。
 自民党では、政権交代の原因ともなった批判に応えるため、いくつかの党改革案が党内の組織から提言されました。しかし、これらは全く生かされず、党改革がほとんど進んでいません。
 そして国民からは、政権交代以前と変わらないメンバーによる、政局優先の政治と見られると同時に、国民の目に見える党の変化、日本の将来へのビジョンも示すことができませんでした。

●総裁に求められる条件
 以上の状況を踏まえれば、いまの自民党には、批判の対象だった従来の自民党政治を払拭するため、人心を一新することが重要と考えます。見た目を変えることが、まず求められているのです。
 さらに、国民に自民党改革案と国民目線の政策ビジョンを提示して、自民党は中身も変わることを伝えることも重要だと考えます。
 このたびの総裁選挙においては、こうした自民党に対する厳しい国民の評価への危機感から、「新しい自民党を創ろうとする方」を支援したいと思っています。たとえ若くても、「古いままの自民党を是認する方」は支援できません。
 また、平時のように派閥の論理が横行して総裁が決まるようでは、国民が許しません。
 まさしく自民党にとって、国民に受け入れられるかどうかの、瀬戸際の総裁選挙です。内向きの論理であれば、国民から見放されることは火を見るよりも明らかです。


*石田真敏ブログ
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